伊計 義人
Alumni's Voice
伊計 義人
保健学科
検査技術コース
2014年度 卒業
保健学科を選んだ理由
漠然とではありますが、私は高校生の頃から医療に携わりたいと考えていました。自ら医療機関を見学したり、調べたりする中で臨床検査技師という職業を目指そうと考えるようになりました。地域医療を学べるのと同時に、県内では唯一検査技師免許が取得できることから当学科への入学を希望しました。
学生時代に学んだこと、楽しかったこと、大変だったこと
大変だったことは、やはり卒業研究です。その中で行なった実験はどの工程も繊細な作業で、回数を経る毎に試薬や器具の取り扱い、操作方法が身につき、現在の仕事にも役立っています。また、失敗することも多くありましたが、諦めず取り組む姿勢もそこで培えたものの1つではないかと思っています。研究室メンバーに相談したり、情報共有をしながらやり遂げたことはとても良い思い出です。
現在の仕事について
医療の現場において、検査技師には迅速に正確な検査結果を提供することが求められています。そのようなニーズに対して、いかに対応できるか常に考えながら業務を行なっています。また、私が仕事をする上で、大切にしている大学の恩師からの教えがあります。「就職して初めの3年間でその後の仕事に対する姿勢が決まる」という言葉です。初めに頑張れる人は、その後も継続し成長していくが、その逆もあるということでした。私は今でもこの教えを念頭に置きながら何事にも取り組むように心がけています。
保健学科へ進学を希望している方へメッセージ
私は検査技師の道を選びましたが、治験コーディネーターや、科学捜査研究所などの職業に就いたり、大学院に進学し研究に邁進したりと選択肢は様々です。保健学科で得た経験や知識は必ず役に立ちます。医療に携わりたいと少しでも考えていれば、ぜひ当学科を検討してみてください。