2022年9月29日~10月1日にパシフィコ横浜で開催された第81回日本癌学会学術総会にて、保健学研究科大学院生4名(生体代謝学分野所属)が研究成果を発表しました。日本癌学会は総会員数約15,000名の歴史ある日本最大の「がん」研究に関する学会で、今年は「不屈の挑戦が切り開く、がん克服への道」と題し、コロナ禍に立ち向かいがん克服をまっしぐらに突き進むことを目指し採択された総演題数2165題の研究発表がありました。内容はがんの基礎研究、臨床試験、治療、疫学と多岐にわたり、活発な議論が行われました。発表資料は口演・ポスターともにすべて英語で作成し、発表および質疑応答を全員が行いました。
(1)博士前期課程2年 前泊弥紀さん(若手研究者賞候補となり、口演とポスター発表の両方を行いました)
“Potential of Kalanchoe pinnata extracts in anti-colon cancer effects by inducing apoptosis”
(2)博士前期課程2年 川田桜さん(ポスター発表)
“Inhibition of cell proliferation and metastasis in triple negative breast cancer cells by flavonoids”
(3)博士前期課程社会人大学院生 永野泰希さん(ポスター発表)
“Screening by cell-based assay of natural plant extracts as candidates for novel colorectal cancer treatments”
(4)博士前期課程社会人大学院生 武島龍希さん(ポスター発表)
“Growth and migration inhibitory effect of Indole-3-carbinol on human colon and breast cancer cells”
初めてこのような大きな学会で発表し、学外の先生方から大変貴重な意見を得ることができました。これらを活かして、より研究内容を深めていこうと思います。
(文責・原嶋奈々江)