生活援助看護技術実習I(1年次)は、“看護活動が展開されている場において対象を全人的に理解し、日常生活充足の援助ができる能力を養う”ことを目的としており、具体的には、コミュニケーション技術、情報収集と観察、記録、報告、バイタルサインの測定・観察・記録や感染予防について実際に体験しながら習得してきます。
今年度は新型コロナウイルスの影響により、短期間の病院実習でしたが、病院内で感染対策を厳守しながら行われる看護活動を目の当たりに、将来医療従事者になるという自覚と責任感がさらに強くなったようです。
病院実習に引き続き、おきなわクリニカルシミュレーションセンターにおいて、模擬患者や 最新のシミュレーターを活用した学内実習を行いました。病院での実習を踏まえ、いかに患者さんの安全・安楽を保ちつつ、自立や個別性を考慮したケアが提供できるかについて、演習とグループワークを組み合わせて学習しました。
保健学科看護学コースに入って、初めての病院実習で緊張した様子でしたが、無事終えることができました。病院実習でお世話になった病院スタッフの皆様や患者様に感謝いたします。
(基礎看護学分野 豊里、大嶺、眞榮城、饒平名、宮良)