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新着情報:お知らせ

新型コロナ、第6波に対応する保健所への保健学科看護教員による支援

2022年02月21日(月)

 沖縄県では年末年始から新型コロナウイルスのオミクロン株による急激な感染拡大がおこっております。県内の保健所では、第5波までの経験から委託契約職員の確保による増員、県職員の動員でコロナ対策に備えていましたが、その想定を上回る急激な感染者の激増によって、急速に電話相談や疫学調査等の業務の停滞が起こってしまいました。

 第5波の際に看護教員による支援を行っていたネットワークから、県の対策チームから要請をうけ、保健学科においても再び支援体制を検討し、看護教員6名による保健所への支援を行いました。1月下旬から新規感染者が減少に転じ、疫学調査等の積み残しも解消され、2/9で支援は一旦終了しました。

 強い感染力や比較的軽症の多い傾向などこれまでのコロナとの相違や、濃厚接触者の健康観察期間の見直しなど日々変わる国の政策の中で、保健所職員と協力し、住民からの電話相談や感染者の積極的疫学調査、就業制限等に関わる健康観察など公衆衛生活動に貢献することができました。大学から、コロナの収束と、保健所や医療関係者の健康を願っています。