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Manami Uehara

Manami Uehara

Manami Uehara


Doctoral program,

International and Islands Health Sciences

経歴

2006年 琉球大学医学部保健学科 看護コース
2006~2009年度 豊見城中央病院 助産師 産科病棟 勤務
2012年 米国ノースカロライナ大学チャペルヒル校公衆衛生大学院 母子保健学修士号 取得
2017年 琉球大学医学部保健学科 基礎看護学教室 技術職員
2018年 琉球大学保健学研究科 博士後期課程 国際地域保健学 入学

その他 保健学科の看護演習や実習、保健師として市町村の乳幼児健診に携わっています。

大学院に進んだ理由

修士号取得後はアメリカで子育てをしていましたが、国際保健をやりたいと思っていた中、この教室のことを知りました。グローバルヘルスの大きな枠組みの中でも常に現地の人々の声を大切にしていること。国際保健だけではなく、沖縄への貢献にも力を入れていること。研究方法と国際保健の実務が同時に学べること。教室の人の仲が良く、忙しい中にも「楽しさ」があること、など魅力的だったので教室の門をたたきました。

大学院での研究について

ラオス国サワナケット県セポン郡という地域で妊婦の産前ケアに関する研究をしています。セポン郡はラオス国内でも貧困僻地で人口の大多数が少数民族です。他の地域と比べて妊産婦死亡率や新生児死亡率が高く、取り組むべき公衆衛生の課題が多く残っています。

今後の活動

サワナケット県セポン郡で、産前ケアの充実、産後の継続ケアの実施、女性のエンパワメントを高める活動を実施していくと同時に、研究も行っていきたいと考えています。

保健学研究科へ進学を希望している方へメッセージ

研究は、楽しくもあり苦しくもあります。そして、いろんな困難に直面します。そのときに、支えてくれる先生方や大学院生の仲間が保健学研究科にはいます。私自身、4人の子どもを育てながら、研究を進めています。これも、先生方や仲間の支えがあるからこそできることです。最新の知識やエビデンスを得るためだけの研究だけでなく、常に、誰のためになるのか、社会にどう還元できるのかを考え研究に取り組み続けたいと思っています。興味のある方は、ぜひ保健学研究科に飛び込んでみてください。